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PI活動の実施結果
空港利用企業等
開催日時開催場所参加人数
平成18年7月21日(金) 10:00〜12:00福岡空港ビル待合室D,E9団体、13名
平成18年7月21日(金) 14:00〜16:00福岡空港ビル待合室D,E8団体、10名
平成18年7月24日(月) 10:00〜12:00福岡市役所1504会議室10団体、10名
平成18年8月2日(水) 10:00〜12:00福岡市役所1505会議室9団体、11名
平成18年8月3日(木) 10:00〜12:00福岡市役所1504会議室7団体、8名
平成18年8月3日(木) 14:00〜16:00福岡市役所1504会議室12団体、14名
会場の様子
空港利用企業等の方との懇談会は六回開催され、合計で55団体、66名の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関する以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
  • 需要予測について、少子高齢化やIT化の進展、福岡は支店経済であること、航空路線の撤廃もある中、大きく伸びるとは考えられない。
  • 失われた10年でも旅行者が増えているが、このときは中学校の修学旅行での飛行機利用が解禁となった。今後、これに並ぶようなインパクトある変化があるのかというとやや疑問であり、本当に需要が伸びるのか疑問である。
  • 需要予測の中でビジネスと観光の両面でアジアの大移動時代を念頭に置くべき。中国から、今年は3500万人程度、2010年には5000万人を超す旅客が中国から海外に出る。その結果、ベトナム、タイ、インドといったところは急速に発展している。
  • アジアとの交流について需要予測に反映されておらず、潜在的なプラス要因である。北京や仁川のような空港のパートナーとして恥ずかしくない空港にしていく必要がある。
  • 今回の需要予測は、現在の福岡空港のロケーションの良さを前提としたものであることに留意が必要。
  • 昨今の原油急騰に伴う航空運賃の変動等を見ると、航空需要予測において運賃のファクターを考慮するべきである。
  • 現在は、羽田空港の発着枠が将来増えることなどから小型多頻度化の流れである。大型化して便数を減らすということは無い。ただし、再び枠に余裕が無くなれば、その分、大型化せざるを得なくなる。羽田線は既に多頻度の成熟した路線であり、これ以上の多頻度化が可能かどうかはわからない。
  • 需要が逼迫するというが、福岡全体の中で空港の役割を考えないといけない。安全面や東アジアの中での福岡の役割を踏まえて空港のあり方を考えないといけない。
  • 海外との国際交流をもっと増やすべき。留学生の半分はその大学で学びたかったというもので、半分は福岡にきたかったというもの。それだけ福岡は魅力がある街であり、それを活かして国際交流を活発化させるべきである。
  • 日本の自動車産業は、2020年には2,000万台くらいがアジアで作られる。その時に、自動車部品・ 「グローバル化」で示される将来像は重要。東アジアの各都市にあるハブ空港との競争が今後重要になるはずである。これらの空港のとの競争の見通しを加味し、検討しないといけない。
その他に、懇談会開催の際は事前に参加者に資料を送付すべきといったPIに関するご意見などもいただきました。
平成18年7月21日(金) 10:00〜12:00 福岡空港ビル待合室D,E
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)

(PI有識者委員会委員からの助言)

  1. 出席者の多様性への配慮と、懇談内容の速やかな公表・共有化を是非工夫していただきたい。
  2. さらに、出席者の一部から、資料の事前配布を強く求める要望があった。単に事前に資料を読んでくるだけでなく、会社・協会代表という立場からすると意見集約のための時間も必要、という当然の意見であるので、ぜひ対処していただきたい。
視察の概要(PDF:112KB)
(上記助言を受けての対応)
1、2
助言の主旨に留意しつつ、事前準備と開催後の開催概要の公表時期について改善したいと考えております。
平成18年7月21日(金) 14:00〜16:00 福岡空港ビル待合室D,E
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)

(PI有識者委員会委員からの助言)

  1. 事業者中心の会議であったため、議論が活発だったと思う。ただ、同じ業種の方が多かったので、同じような意見が多かったような印象を受けた。できるだけ異業種の方で構成した方がよいと思われる。
視察の概要(PDF:14KB)
(上記助言を受けての対応)
  1. 今回、空港関連事業者、空港利用企業・団体の懇談会については、複数の業種の方々で構成できるように参加者の組み合わせを工夫しましたが、助言の主旨を踏まえ、次回のステップ以降も参加者の構成についてさらに工夫して参りたいと考えております。
平成18年7月24日(月) 10:00〜12:00 福岡市役所1504会議室
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)

(PI有識者委員会委員からの助言)

  1. パンフレットの内容を詳細資料で確認する場合、今回のパンフレットの付記方法では判りにくいと思う。次回にはより工夫することで議論を進めやすくなるのではないか。
  2. 資料の説明が少し詳しすぎるので、ポイントを絞って説明する工夫があれば、質疑応答時間がもっと取れるのではないかと思う。
  3. 空港と環境問題・建設費と住民負担問題はよく質問されることであり、今後もあると思う。この問題の関する部分をすでに作成した詳細資料で、横断的に説明する機会があっても良いのでは。
視察の概要(PDF:15KB)
(上記助言を受けての対応)
  1. パンフレットの表記方法について留意いたします。
2、3
助言の主旨を踏まえて、進行方法等について留意いたします。
平成18年8月2日(水) 10:00〜12:00 福岡市役所1505会議室
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)

(PI有識者委員会委員からの助言)

  1. 懇談会では今回のPIレポートについて、専門的な質問が出されたほか、PIレポートそのものについて高く評価する意見も出されている。一般住民がPI活動の実質を知る上で大変参考になる意見、質疑応答が多いので、そのような意見、質疑応答を何らかの方法で一般の住民の意見等とは区別してある程度詳細に公開してはどうかと思う。
視察の概要(PDF:14KB)
(上記助言を受けての対応)
  1. 懇談会における意見等については、ホームページにおいて、「主なご意見」として公開いたしました。
空港周辺住民等
開催日時開催場所参加人数
平成18年7月18日(火) 10:00〜12:00福岡空港事務所A会議室19名
平成18年7月19日(水) 14:00〜15:30地元集会所22名
平成18年8月2日(水) 19:00〜20:30地元集会所25名
平成18年8月8日(火) 14:00〜16:30地元集会所14名
空港周辺住民の方との懇談会は四回開催され、合計で80名の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関する以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
  • 人口が減少する中、航空需要が増加することは疑問。また、今から30年先の予測をしているが、そのときにアクセスとしてバスを使っているかどうか分からない。リニアモーターカーが走れば、航空機は半減する。これを考えたら予測に違和感がある。
  • 現在の座席利用率が平均64%であり、まだ余裕がある状態。1850万人の利用者数というが、3割は空(から)で飛んでいるようなものではないか。
  • 需要予測に3つのケースが示されているが、今後はケースAのようになるのではないか。こうなった場合、更に混雑することは必至。
  • 小型多頻度化というが、福岡のような幹線路線で本当に小型化するとは思えない。
  • 現空港は都心まで便利でいいというが、住民にしてみれば、騒音問題という悩みがある。それを無視して、朝早くから夜遅くまで飛ばせばいいというのは受け入れられない。
  • PIレポートには、6年後には現空港の容量をオーバーするように書かれているが、これ以上、過密になると安全面が心配である。その対策を検討すべき。
その他、やPIレポートに専門用語が多く分かりにくいといったPIの進め方に関するご意見などをいただきました。
市民団体
  • 開催場所 福岡市役所1504会議室
  • 開催日時 平成18年7月24日(月) 14:00〜16:00
  • 参加人数 11主体、15名
会場の様子
 
当日、11主体、15名の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関する以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
  • GDPの成長予測をもとに需要予測を考えるのは間違っているのではないか。
  • エネルギー資源(特に原油資源)について需要予測が必要。原油の値が高騰しており、この状況が事業に与える影響を考えなくてはならないのではないか。
  • 飛行機を知らなかった世代と、航空機利用が当たり前となっている世代との感覚の格差を見ても分かるように、航空事業は人口の増減にかかわらず今後更なる発展を遂げることが予測される。
  • 航空需要に関して、貨物の観点が重要。利益の面で言えば、旅客よりも貨物のほうが期待できる。
  • 旅客の需要に重点が置かれているが、情報もしくは、知識、知恵の輸送という視点、福岡が九州代表の地域ということを意識しての切り口はないのか。九州全体の活性化として福岡がどう引っ張っていくのかが重要。
  • 70年〜80年後の将来の論議が必要。そうなると需要予測というよりは歴史観といった観点、または県知事、市長等のリーダーシップ性、それに市民が共鳴しているかといったことを考えなくてはならない。
  • 健全なる都市の発展を考える上で、福岡全体が現状のままなら良いが、時代とともに街が変化していくことはアジアとの関係性から見ても必至である。それを踏まえ福岡空港のあり方を考えるべき。
その他に、公開討論なども実施すべきとのPIの進め方に関するご意見などもいただきました。
平成18年7月24日(月) 14:00〜16:00 福岡市役所1504会議室
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)

(PI有識者委員会委員からの助言)

  1. 出席者の構成は、より横断的な立場の方々を集めるなどの工夫が必要ではないか。
  2. 司会進行では、テーマ項目ごとの議論を促すなどの工夫が必要ではないか。
  3. ステップ1の結果についての簡単な資料を用意して、今回のステップ2との関連を明らかにしておく必要があるのではないか。
視察の概要(PDF:14KB)
(上記助言を受けての対応)
  1. 出席者の構成等について工夫して参ります。
  2. 助言の主旨を踏まえて、進行方法等について留意いたします。
  3. 今後、PI(ステップ1)の概要を取りまとめた映像資料と配布資料を作成し、参加者の状況に応じて説明できるように工夫して参ります。※8月23日から対応
空港周辺自治体
  • 開催場所 福岡市役所1505会議室
  • 開催日時 平成18年8月2日(水) 14:00〜16:00
  • 参加人数 12自治体1団体、14名
会場の様子
 
当日、12の空港周辺自治体などから、14名の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関する以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
  • 少子高齢化で生産年齢人口が減ってきたときに、最初に旅費などが削られるだろう。そのときビジネスマンが今のように航空機に乗れるか。またIT化によって旅行しなくとも情報が得られるということになり、飛行機にのる機会が減るのではないか。
  • 原油が枯渇すると言われているが、その中でこれだけ航空機の運航頻度が増えないのではないか。
  • 発着回数の問題は安全性の視点から考えるべき。

このホームページに関して、みなさんよりご意見やご感想をお待ちしております。
福岡空港の総合的な調査およびPI活動等についてのお問い合わせ先

福岡空港調査連絡調整会議(九州地方整備局、大阪航空局、福岡県、福岡市)

[国土交通省九州地方整備局(空港PT室)]
https://www.pa.qsr.mlit.go.jp/
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[国土交通省大阪航空局(空港企画調整課)]
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