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測量船「海燕」

海燕は、関門航路を計画的に浚渫整備するための水深の測定と、航行船舶の安全を確保するための水深の管理をおこなうため、平成28年に最新鋭の高速・高精度測量船として就航しました。

海燕の写真
海燕の測量イメージ
 

 

  1. アルミ合金の双胴船のため軽量で安定性が高く、測量地点まで迅速(巡航速度27ノット:時速約50キロメートル)移動することができます。また、高速(最大15ノット:時速約27キロメートル)で移動しながら測量を行うことができます。
  2. 高精度測位システム:人工衛星からの電波を利用した測位システム(RTK-GNSS)を使用して、船体の位置を正確に求めること(誤差は水平方向・鉛直方向ともに5cm以下)ができます。
  3. 動揺補正システム:ピッチング(縦揺れ)、ローリング(横揺れ)等の船体動揺を探知し補正処理することにより、より高い精度で水深測定を行うことができます。
  4. 潮位補正システム:各測量エリア毎に決められた潮位局から無線伝送された潮位をリアルタイムで受信し、水深値を補正しています。
  5. 水深の測定は、船底に設置された2基の送受波器から海底に向かって扇状に発射される超音波を送受信して行います。(最大探査水深は200m)通常は、速力10ノットで航行し、振幅90°で音波を送受信して水深の約2倍の幅を探査しています。通常時の探査能力は、1分間で約9,200㎡、テニスコート約35面分の面積(水深13mの場合)に相当します。


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