船辞典
港湾に関する用語事典です。
このページでは頭文字が「あ~な」の用語を紹介しています。
【あ】
圧送船(あっそうせん) |
揚土機等により泥槽等にいったん受け入れた土砂を、容積ポンプ、圧縮空気等を利用した圧送方式で管路輸送する作業船。
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油回収船(あぶらかいしゅうせん) |
海面流出油を回収するため、油回収装置を搭載した自航式の船舶。その性格上、防災船と兼用のものが多く見られる。
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オイルフェンス展張船(てんちょうせん) |
流出油が海に広がるのを防止し被害を最小限に抑えるため、オイルフェンスを安全確実に張ることを目的とされた船。
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押船(おしふね) |
岸壁や防波堤を作るための、巨大で重いケーソンを引いたり、大きな船が岸壁に着く時に押すための船。
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【か】
外航クルーズ船(がいこうくるーずせん) |
世界のさまざまな海を、季節やその他のニーズに応じて周遊する旅客船。豪華な設備といき届いたサービスが魅力のレジャー志向の船。
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海底油田掘削船(かいていゆでんくっさくせん) |
海底油田があると、他の船に曳航されて目的の海域に行き、強力なボーリングマシーンで海底油田を掘削する船。
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カッター浚渫船 (しゅんせつせん) |
海底が固い土の場合は、カッターでけずり、土を吸い上げながら掘り進む浚渫船。
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ガット船 |
小型のグラブ浚渫船で、自航式の土運船にグラブ(鉱石・土砂などを入れて運ぶ容器)を取り付けたものが多い。
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監督船(かんとくせん) |
海の上で工事するときに監督者を乗せて工事の監督をする船。
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起重機船(きじゅうきせん) |
海上で重いものを吊り上げたり、ケーソンや消波ブロックを設置したり、沈没船を引き上げるのに起重機船がある。大型起重機船は4,000トンもつれるのがある。
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給水船(きゅうすいせん) |
船が消費するきれいな水の補給を目的に造られた船。
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杭打船(くいうちせん) |
鋼管といって鋼鉄製のパイプを打ち込む船が杭打船。桟橋などを作るとき、鋼管を海底に20メートルも30メートルも打ち込む。
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グラブ浚渫船(しゅんせつせん) |
グラブバケット(クレーンなどの先につけ、鉱石・土砂などをすくいあげるもの)を巻き下げ海底土砂をつかんで泥艙または土運船に積み込む浚渫船。一回でつかみ取る量が、ダンプトラック数台分もある。
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クレーン船 |
海上工事の工事用材料や資材の運搬及び施工のため、クローラクレーンやウインチを艤装した、おもに非自航式船舶。
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ケーソン製作用作業台船(せいさくようさぎょうたいせん) |
大型重量物のコンクリートケーソンを安全、確実に製作し進水させるための台船。
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原油タンカー |
油を運ぶ船、船倉がタンクになっていて原油などの積みおろしのためのパイプラインやポンプを備えている。
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鉱炭兼用船(こうたんけんようせん) |
いろいろな物をばら積みする『ばら積み船』の一種。石炭と鉄鋼原料の鉄鉱石を運ぶために専用化した船で、タンカーに次いで大型化している。
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交通船(こうつうせん) |
一般乗組員その他関係者を乗せ、作業船および作業基地まで輸送を行う船。
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ゴミ回収船(かいしゅうせん) |
海のゴミを回収する船。ゴミ回収船は前進しながらゴミを回収し、持って帰り処理をする。
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コンクリートミキサー船 |
防波堤、岸壁および海上の橋梁基礎などへのコンクリートやモルタル(セメント、または石灰に砂を混ぜて水で練ったもの)の打設作業を能率よく行うために、海上にてコンクリートやモルタルを製造注入する非自航式船舶。
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コンテナ船 |
コンテナというのは荷物を運ぶ金属の箱という意味。このコンテナを沢山積んで運ぶ船がコンテナ船。
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【さ】
サンドコンパクション船 |
海底の土が軟らかい時に砂の杭を打って海底の土を固くするための船。
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サンドドレーン船 |
軟弱地盤中に砂の杭を打つサンドドレーン船。水分を沢山含んで柔らかい土の中に砂の杭を打ちこんで、土の中の水をぬいて地盤を改良する。
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磁気探査船(じきたんさせん) |
磁気センサーを海底面から一定の高さを保持するようロッドまたはワイヤーロープで吊り下げ、特定水域内で船位を計測しながら満遍なく航走し、海底下土中にある機雷、爆弾等の危険物を検知記録する船。
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自己昇降式作業台船(じこしょうこうしきさぎょうたいせん) |
プラットフォーム(台船)と昇降用脚をもち、プラットフォームを海面上に上昇させてクレーン、杭打ち等の作業を行う台船。
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消防艇(しょうぼうてい) |
船の火災時に、すぐに行動して消火活動を行う船で、豊富な海の水を強力に噴射するポンプを備えている。
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深層混合処理船(しんそうこんごうしょりせん) |
セメントなどを海底に送って海底の土を固くすることが出来る船。
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砂撒船(すなまきせん) |
港湾、海岸工事において構造物の基礎や人工海浜の造成のため、海底に広範囲にわたり同じ厚さで砂を散布する作業船。
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スパッド台船(たいせん) |
土質調査、測量を海上で行う時に固定足場として使用する船。
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清掃船(せいそうせん) |
海の上に浮いているゴミを回収するための船。回収装置は、ゴミ導入機能、捕集機能、積込機能とにわけられ、これらの機能を個々に組み合わせた装置を有している。
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石運船・捨石船(せきうんせん・すていしせん) |
石材の運搬・投入を目的として建造された船で、自航式と非自航式がある。
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潜水調査船(せんすいちょうさせん) |
日本が誇る有人潜水調査船で、1989年8月に三陸沖の日本海溝で6,527mの潜航試験に成功し、世界最深の潜航記録を持っている『しんかい6500』の母船『よこすか』は、『しんかい6500システム』として世界の海で、地球物理学や地質学、海洋生物学などで調査活動しており重要な成果をあげている。
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測量船(そくりょうせん) |
いろんなことを測るのに使われる船で、交通船と一緒に使われることもある。
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【た】
テクノスーパーライナー |
海の新幹線といわれているテクノスーパーライナー。時速93km、しかも大量の荷物を積んで東京から大阪が半日、東南アジアへも1日で行ってしまう。しかも1,000トンのコンテナが運べる。普通の船はスクリュウで水をきって進むけど、テクノスーパーライナーは、前の方で水を飲み込んで後ろでジェット噴射して進む地球に優しい低公害の船。
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土運船(どうんせん) |
鉄の手でドロをつかみ上げるグラブ船。つかみ上げたドロを土運船に積み込む。土運船は文字通り土を運ぶ船で、一度に沢山の土を運ぶ、大きな土運船は一回にダンプ550台分も積んで運ぶ。
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ドラグサクション浚渫船(しゅんせつせん) |
海底の土砂を水と一緒に吸い上げて船の中にためて処分場まで運んで、捨てるか陸にあげて処分する浚渫船。
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【な】