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別府港は、世界有数の温泉と豊かな風光を持つ国際観光温泉文化都市「別府」の海の玄関口として、明治時代中期から後期にかけて中国、四国、阪神地方との航路が相次いで開設され内海交通の要衝として繁栄してきました。
別府市には、国内外から年間約830万人の観光客が訪れ、このうち、別府港を利用している観光客は、年間約18万人にのぼります。
別府港には、現在1日7便のフェリーが就航し、年間約533万トンのフェリー貨物を取り扱っています。
国際観光温泉文化都市「別府」の海の玄関口である別府港は、関西・四国方面と九州の東岸を結ぶ、物流・人流の拠点港とし地域経済と市民生活、観光振興を支える重要な役割を果たしています。
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国際クルーズ船の寄港増加に対応するとともに、大規模地震発生時には海上からの緊急物資受入れを確保するため、第四埠頭に水深10mの耐震強化岸壁を整備し、別府地域の防災拠点として平成23年3月より供用を開始しています。
現在は国際クルーズ船の航行安全性を高めるため防波堤の整備を推進しています。
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大分県では、平成27年10月に策定した長期総合計画「安心・活力・発展プラン2015」を踏まえ、平成29年3月に「九州の東の玄関口としての拠点化戦略」を策定し、別府港を人の流れの基幹拠点と位置づけています。
また、平成31年3月には、フェリー大型化に対応した埠頭再編計画や、賑わい拠点の形成を図る空間再編計画等が港湾計画に盛り込まれ、利便性の向上や、賑わい空間の創出に向けた整備に期待が寄せられています。
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