国土交通省 九州地方整備局 別府港湾・空港整備事務所

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別府港海岸

海岸の現状

 別府港の海岸は、大正時代を始めとした埋立てにより護岸等が整備されてきましたが、広範囲に亀裂、風化などの老朽化がみられる他、台風等による異常時の防護機能も現在の基準では不足しているため、越波や高潮による被害が懸念されていました。
 なかでも平成5年の台風13号では、海岸線の各地で越波が生じ、北浜の温泉旅館街では、窓ガラスの破損や浸水により大きな被害を受けました。
 このように別府港海岸においては、十分な防災機能を有する海岸保全施設の整備が必要かつ急務であったため、平成13年度より当該事業に着手しました。

各地区の整備状況

 整備計画が最初に策定された「餅ヶ浜地区」については、国土交通省の高潮護岸、大分県の港湾緑地、別府市の市道と各事業主体が連携して事業を実施しました。白砂青松の海辺空間の創出を整備目標とした「面的防護方式」による整備を平成16年度から工事着手し、平成22年8月1日より利用開始しています。
 「上人ヶ浜地区」については、平成24年度より潜堤の工事に着手し、平成25年9月に整備が完了しました。
 また、「北浜地区2」については大型波返し構造を採用して平成21年度より工事着手、「北浜地区1」については直立消波ブロックを用いた二重パラペット型構造を採用して平成24年度より工事を着手し、利用や環境、そして海辺の景観に配慮した国による海岸整備が平成26年11月をもって完成しました。

別府海岸各地区の整備状況

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住民参加による海岸づくり

 別府港海岸での「ワークショップ」は、施設、環境及び利用などを計画する際に、行政や専門家だけに任せるのではなく、みんな(市民・住民)で一緒に楽しく真剣に考え計画する集いです。
 これにより全国に先駆けた事例として、行政が決定する計画に、みんなの意見を反映させることができます。
 平成14年度に「北浜」、「餅ヶ浜」、「上人ヶ浜」3地区の海岸整備の「基本的な考え方」や「方向性」等についてご意見を頂きました。
 平成15年度以降に「餅ヶ浜地区」、「北浜地区2」、「上人ヶ浜地区」、「北浜地区1」の整備計画について様々なご意見を頂きました。
 これまで50回におよぶワークショップ説明会に約1,000人の方の参加を頂きました。
 ワークショップや整備計画検討会での内容は、ワークショップや整備計画検討会での内容は、「別府里浜づくり新聞」に紹介しています。

「別府里浜づくり新聞」はこちらをクリック 住民参加による海岸づくり 別府海岸整備された餅ヶ浜地区 別府港海岸写真

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