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中津港は、豊前地方有数の商業の中心地として発展してきた中津市を背後に擁し、古くから阪神・中国及び関門地区との交通の要衝として発展してきました。
近年の中津港では、主に砂利・砂、石灰石など、背後企業の原材料や製品、建設資材等を取り扱う港でしたが、自動車関連企業の進出や大分北部中核工業団地の開発など、企業立地の進展により取扱貨物量は急激に増加しています。
また、中津港背後圏では広域交通ネットワークの整備が進められており、海上輸送ネットワークの拠点として発展することが期待されています。
取扱貨物量の増大に対応するため、平成11年度より水深11m岸壁及び、水深8m岸壁の整備に着手し、平成16年に供用を開始しています。
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中津港を拠点とする広域交通ネットワークを構築し、港湾貨物の物流効率化による輸送コストの削減をはじめ、渋滞緩和による道路交通の安全性向上や、沿線地域の環境改善を図ることを目的として、平成20年度に臨港道路中津港線の整備に着手し、平成27年3月より供用を開始しています。
中津日田道路は、中津港と日田地域を結ぶ延長約50kmの地域高規格道路として、平成6年に計画路線に指定されました。
東九州自動車道と九州横断自動車道とを連結することで広域的なネットワークを形成し、物流の効率化や地域の利便性向上を図るなど、地域活性化が期待されます。