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大分港発祥の地である西大分地区は、今から約430年前、ポルトガルや明との貿易港としての隆盛を極めていました。近代的な港湾整備は明治15年頃から始まり、昭和39年には大分市が新産業都市の指定を受け、石油や石油化学、鉄鋼、電力等の基幹産業関連企業が多数立地し、国内有数の臨海工業地帯を擁する工業港として大きな変貌を遂げました。
現在の大分港では、輸移出では鋼材・非金属鉱物・化学薬品など、輸移入では鉄鉱石・石炭・原油などを主に取り扱っており、取扱貨物量は全国11位、九州では北九州港についで2位となっています。
また、近年では、モーダルシフトの急速な進展によりフェリーやRORO船の需要が高まっています。
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環太平洋諸国との物流拠点港を目指して、平成4年度から多目的国際ターミナルの整備に着手し、平成8年11月より水深14m岸壁の供用を開始しています。
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西大分地区の水深7.5m岸壁に就航しているフェリーの平成19年大型化に伴い、規程の航路幅や回頭水域を確保できなくなったため、耐震強化岸壁の整備と併せて平成24年度より改良事業に着手しています。
岸壁の耐震改良は平成29年3月に完了し、平成31年3月には泊地浚渫が完了しています。
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大分港における貨物需要の増大に伴うRORO船の大型化等に対応するため、大在西地区において、岸壁の整備、泊地の浚渫等の港湾施設の整備事業に令和2年度より着手しています。
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