田野浦ROROターミナル 事業概要

田野浦地区 事業概要

 田野浦地区は昭和40年代に竣工し、神戸以西初のコンテナターミナルやセメント輸送基地など港湾物流、生産活動の拠点として北九州港の中でも重要な役割を担ってきました。
 現在、主にアフリカ、ミャンマー及びニュージーランド向けの中古車の輸出や国内外RORO船の基地として精密機械等を扱っています。しかし、整備後50年経過した施設も多く、施設の劣化により港湾荷役に支障が生じています。そのため、効率的な物流機能を確保する岸壁の改良を実施しています。

写真:田野浦地区の位置
写真:田野浦ROROターミナル全景

田野浦地区 歴史

 古くは源平合戦の折り、田野浦地区は平氏方の基地となった場所と言われています。江戸時代には、北前船の寄港地として栄えた下関に対して、潮待ち時の補助港として機能しました。
 大正期に、国立米穀倉庫が設置され港湾機能が拡充、朝鮮戦争時に、西海岸地区周辺の港湾機能が米軍の接収を受け軍需輸送基地となったことから、この代替として田野浦地区は直轄事業による港湾整備が進められました。
 昭和46年、コンテナ化の進展に対応するため神戸以西では初となるコンテナターミナルが建設される等、北九州港の中核港として発展しました。供用直後の数年間は貨物量が伸び悩みましたが、昭和50年に久留米にあるブリヂストンが北米向けの輸出において田野浦〜神戸のフィーダーサービスを利用開始したことをきっかけとして、貨物量が増加しました。隣接する太刀浦コンテナターミナルが昭和55年に供用開始した後も、引き続きコンテナターミナルとして機能していましたが、クレーンの老朽化等により、平成15年に太刀浦コンテナターミナルに機能が移転・集約されました。

出来事
1920(大正9年) 田野浦築港会社設立、埋立・埠頭整備に着手
1954(昭和29年) 臨海工業用地造成に着手
1960(昭和35年) 埠頭岸壁工事着手
1971(昭和46年) 田野浦コンテナターミナル供用開始
2003(平成15年) 田野浦コンテナターミナル廃止
2005(平成17年) 自動車物流センター供用開始

田野浦地区 利用状況

 埠頭背後に立地する工場の製品を取り扱うほか、青果物の輸入拠点にもなっています。

項目 施設名(内容)
係留施設 田野浦自動車物流センター 岸壁(-10.0m)2バース
在来埠頭 岸壁(-6.0m〜-10.0m)6バース
面積 41,900u(蔵置能力 約2,000台)
取扱貨物 完成自動車、砂利・砂、非金属鉱物、野菜・果物等

田野浦地区 整備

 老朽化が著しい岸壁の機能回復と現在の貨物取り扱いに対応した岸壁へと改良するため、平成24年度から25年度にかけて1バース、平成27年度から28年度にかけて2バース目の工事を行いました。また、田野浦ROROターミナル前面に浅所箇所があり、岸壁利用の航行制限(喫水制限による六連沖でのUターン)による非効率な運航形態が生じていました。そこで、運航状態を改善するため、平成29年度に浅所箇所の浚渫を行いました。

写真:田野浦地区の位置
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