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開発保全航路とは】      【平戸瀬戸航路】      【蟐蛾ノ瀬戸航路】      【万関瀬戸航路
ザビエルの教会が海の安全を守る
 
 
 
【平戸瀬戸航路 撮影:2004年12月】
平戸瀬戸は、九州本土の北西端と平戸島の間に位置する延長約3.5kmの水道で、自然景観に優れた風光明媚な地形を有するとともに、水産資源にも恵まれ漁業が盛んな海域としても知られています。また、九州北岸と九州西岸を結ぶ最短ルートとして古くから西九州海域における海上交通の要路として重要な役割を果たしてきましたが、最近では離島定期船航路を含め、瀬戸内海地域とを結ぶ国内航路としても益々その利用度が高まっています。 平戸瀬戸は、昭和23年度より昭和44年度にかけ導潮堤(約155m)の設置及び水深−7mの浚渫工事を完成しましたが、同瀬戸はS字形に屈曲し見通しも悪く、多数の岩礁や暗礁が点在しているうえ、潮流が速く、かつ船舶の交通も輻輳しているため、衝突・乗り上げ等の海難事故が多く発生しており、海の難所となっています。近年、通航する船舶が大型化・多様化する傾向の中、平戸島西岸への迂回を余儀なくされる船舶も多く、同瀬戸の整備が船舶の安全航行の向上に加え、経済面への効果も大きく期待できるもので、海事関係者からの拡幅・増深の要請が高まりました。このような状況に対処するため、平成元年度に「開発保全航路」に指定され、同時に大型船舶の航行に対応した「平戸瀬戸航路整備計画」を策定し、8,000D/W級貨物船を対象とした水深−10.5m、幅員320mの西航路と3,000D/W級貨物船を対象とした水深−8.5m、幅員230mの東航路から成る開発保全航路として長崎港湾・空港整備事務所が整備を行っており、東航路については平成11年度に整備が完了しました。