管轄区域のみなと

西之表港

概要

西之表港は、九州本土最南端の佐多岬から南東方向約40km、鹿児島市から約115kmの洋上に位置し、古来より天然の良港として知られ、室町時代の対明貿易においては、我が国と大陸とを結ぶ海上交通の中間地点に位置することから、人流・物流の拠点港として発展してきました。

現在では、種子島の生活を支える人流及び消費生活物資の流通拠点となっており、鉄砲伝来の島及びロケット基地を有することから観光客も多く、島内の産業や経済活動、観光業を支える重要な役割を果たしています。

中央地区では、平成25年(2013年)に大型旅客船に対応した岸壁(-9m)の供用を開始し、洲之崎地区では令和3年(2021年)に耐震強化岸壁の計画が位置付けられるなど、今後も人流・物流の拠点港湾としてさらなる発展が望まれています。