志布志のみなと


志布志港

概要

志布志港は九州南東部の太平洋に面した地理的優位性を有し、また国内有数の農畜産地域である南九州地域を背後圏に持ち、南九州における国内外の物流拠点、飼料供給基地として背後地域の産業を支えている重要港湾です。志布志港の港湾区域は、南北約6kmに及び、北から本港地区、外港地区、若浜地区、新若浜地区の4つの地区から構成されています。本港地区は主に漁船などの小型船だまりとして利用されています。外港地区は東京や阪神、沖縄などを結ぶ内航RORO船や、原木輸出などに利用されています。若浜地区は飼料供給基地として配合飼料工場が集積しており、飼料穀物の輸入や飼料の生産・供給が行われています。また大阪南港とを結ぶフェリー「さんふらわあ」も利用しています。新若浜地区は、平成21年3月に国際コンテナターミナルが供用開始し、中国、台湾、韓国などとを結ぶ定期コンテナ航路が就航しています。

なお、平成23年には九州で唯一の国際バルク戦略港湾(穀物)に選定され、平成29年からは、飼料穀物の効率的な輸入に向けた船舶の大型化に対応するため、国際バルク戦略港湾(穀物)としての整備を行っています。