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下関港海岸保全施設整備事業において陸閘(りっこう)が据え付けられました。(H29.2.17)

  •  平成29年2月17日、下関港海岸保全施設整備事業として整備が進められている山陽地区で、陸閘の据え付けが行われました。

     陸閘とは、台風等による高潮で海水面が上昇した際に、背後地を守るため設けられた護岸や胸壁などの一部分の金属製のゲートのことで、人や車が通るため開閉可能な構造となっています。陸閘には、スライド式やスイング式などがあり、今回据え付けられた陸閘は、手動で端部を支点として扉のように開閉する構造のスイング式が採用されています。

     現地では、高さ約1.9m、長さ約11m、重量約3.9tの陸閘が、クレーンで吊られ、合図をする作業員の指示に合わせて所定の場所に据え付けられていました。

     今後も下関港海岸では、高潮等の災害から背後を守る防護機能の強化のため、護岸や水門、胸壁、陸閘の整備に取り組みます。

     また、当事務所で海岸事業を行っており貴重な機会であるため、今回の陸閘の据え付けに合わせて近隣事務所の若手職員の技術力向上を目的とした現場見学会も開催し、総勢16名が現地で陸閘について学びました。今後も機会があるごとに見学会を開催していきます。


  • 山陽地区 陸閘据付箇所


  • 陸閘据付状況


  • 開閉方法の説明


  • 陸閘据付完了

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