鹿児島港
概要
鹿児島港は離島への玄関口として鹿児島市に位置し、北側に位置する本港区から南に新港区、鴨池港区、中央港区、谷山一区、谷山二区及び浜平川港区と広がる七つの港区で構成され、その延長は南北20kmにも及びます。
種子島、屋久島及び奄美大島などの県内離島や沖縄本島、対岸の大隅半島を結ぶ定期船の基地港として住民の生活を支えるとともに、地域の主要産業である農林水産業、観光関連産業、製造業などを支える拠点として、地域経済の発展に大きな役割を果たしています。
鹿児島港各地区の機能
本港区・新港区
本港区と新港区は、鹿児島市の中心市街地に隣接しており、桜島、三島村、種子島、屋久島、十島村、奄美群島及び沖縄本島へ向けたフェリーやRORO船が定期就航しており、人流と物流の拠点として重要な役割を果たしています。
鴨池港区・中央港区
鴨池港区は、対岸の垂水港との間にフェリーが定期就航しています。
中央港区にはマリンポートかごしま(人口島)が整備されており、年間100隻以上の外航クルーズ船が寄港する国際クルーズ拠点としての機能と、県民や観光客が憩い海風を感じることができる緑地空間としての機能、更には非常時における臨港部防災拠点としての機能を有しており、主に交流という面で重要な役割を果たしています。
谷山一区・谷山二区・浜平川港区
谷山一区は、台湾行きの国際RORO船や奄美群島行きの内航RORO船が定期就航しているほか、畜産飼料の原料となる穀物類の輸入拠点としての機能を有しています。
谷山二区は、沖縄本島や種子島行きのRORO船航路が定期就航しているほか、LNG等のエネルギー関係の輸入や完成自動車の移入等が行われています。ほかにも巡視船の基地としての機能や港湾工事用作業船基地としての機能、船舶のメンテナンスを行うためのドック機能など、様々な機能を有しており、谷山一区と谷山二区は主に物流面で重要な役割を果たしています。
浜平川港区は、小型ヨット等のプレジャーボートに多く利用されているエリアです。
鹿児島港のあゆみ
明治期
- 1907年(明治40年)
- 旧港湾法による重要港湾指定
大正期
- 1919年(大正8年)
- 開港指定(旧関税法)
- 1922年(大正11年)
- 指定港湾(内務省告示)
- 1923年(大正12年)
- 防波堤等の改修開始
昭和前期(昭和30年代まで)
- 1934年(昭和9年)
- 本港区防波堤等の改修完了
- 1938年(昭和13年)
- 城南町地先の埋立
- 1950年(昭和25年)
- 植物防疫法「輸入可」港指定
- 1951年(昭和26年)
- 重要港湾指定
- 1952年(昭和27年)
- 検疫法「検疫港」指定
- 1953年(昭和28年)
- 旧南港区(現在の中央港区)着手
- 1958年(昭和33年)
- 岸壁(水深7.9m、延長110m)完成
- 1959年(昭和34年)
- 港湾計画 策定
新港区着手 - 1964年(昭和39年)
- 港湾計画改訂
昭和後期(昭和60年代まで)
- 1965年(昭和40年)
- 旧木材港区(現在の中央港区)着手
港則法「適用港湾」「特定港」指定 - 1966年(昭和41年)
- 谷山一区着手
- 1968年(昭和43年)
- 浜平川港(現在の浜平川港区)地方港湾に指定
沖縄航路が本港区から新港区に移転 - 1971年(昭和46年)
- 港湾計画 改訂
谷山二区着手 - 1972年(昭和47年)
- 旧鹿児島空港跡地に鴨池港区着手
港湾区域を拡大し浜平川港を鹿児島港へ編入
奄美大島航路、新港区へ移転 - 1973年(昭和48年)
- 港湾計画 改訂
- 1975年(昭和50年)
- 鴨池港区に垂水-鹿児島間のフェリー用施設が完成
- 1982年(昭和57年)
- 港湾計画 改訂
- 1985年(昭和60年)
- 本港区再開発整備に着手
平成初期(平成5年まで)
- 1989年(平成元年)
- 種子島・屋久島を結ぶ高速船ジェットフォイル就航
- 1992年(平成4年)
- 本港区北ふ頭岸壁完成
- 1993年(平成5年)
- 本港区北ふ頭ターミナル供用開始
平成期(令和6年~)
- 1996年(平成8年)
- 谷山臨海大橋供用開始
- 1997年(平成9年)
- 本港区南ふ頭完成
- 1998年(平成10年)
- 桜島フェリーターミナル供用開始
- 1999年(平成11年)
- マリンポートかごしま廃棄物埋め立て護岸工事着手
- 2000年(平成12年)
- 天保山シーサイドブリッジ含む臨港道路新港区線の供用開始
- 2002年(平成14年)
- 本港区南ふ頭旅客ターミナル供用開始
- 2007年(平成19年)
- 種子島・屋久島高速船ターミナル完成、みなとオアシス登録
マリンポート大橋、マリンポートかごしま1 期1 エ区供用開始 - 2011年(平成23年)
- 新港区(耐震強化岸壁(水深9.0m)) 着手
- 2014年(平成26年)
- 新港区(奄美・沖縄フェリーターミナル) .黎明みなと大橋供用開始
- 2016年(平成28年)
- マリンポートかごしま1 期2工区(緑地広場等)供用開始
- 2017年(平成29年)
- 臨港道路鴨池中央港区線 着手
- 2018年(平成30年)
- かごしまクルーズターミナル供用開始
本港区北ふ頭に国際クルーズ船初寄港
鹿児島港が国際旅客拠点形成港湾に指定 - 2019年(平成31年)
- RCG社と鹿児島港クルーズ拠点形成協定を締結
令和期
- 2020年(令和2年)
- 新港区改修事業完了
- 2022年(令和4年)
- マリンポートかごしま2号岸壁 整備完了








