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PI活動の実施結果
市民意見交換会でのご意見

○現空港の滑走路増設

  • 福岡空港の最大の利点は市街地からの利便性であり、地元経済にも大きな貢献を果たしている。
  • 過去に4回、事故が起きており、周辺地域への危険性、住民の不安をどうするかが問題である。増設となると、その不安が高まることが懸念される。
  • アジアゲートウェイとしての飛行場と言うが、ソウルは東京よりも近く、上海と東京はほぼ同じ飛行時間であることから、少子高齢化も含めて、今の空港で賄える。
  • 航空会社、市民の立場からは欠航が少なく、アクセスが便利な空港がよい。
  • 騒音はエンジンの性能が上がっており、その影響も緩和されてきた。
  • コストが安い、高い利便性が継続される、自然環境への配慮からも増設が良い。
  • 将来のアジア地域の動向と福岡の発展を考えると、少なくとも増設は必要である。貨物の取扱が減っている実態があるが、それは増大する需要をとりきれていないということ。
  • 増設は費用を高く見積もりすぎている。増設はやらせない、海上にしなさいという数字にみえる。
  • 飛行機は危険というのはいい加減な議論。統計上、安全な乗物である。
  • 過去、国は騒音公害訴訟で負けている。騒音の影響が将来に残ること、環境基準を満たせないことから運用上の制限が課せられ、滑走路が2本あっても、現福岡空港以下の発着制限となる。
  • 拡張したとしても空港敷地が狭隘で、増設案は、規模に見合う用地確保できない可能性が考えられる。
  • 事例から算出すると、用地買収期間は40年、埋蔵文化財調査期間は約26年かかる。他の国内でも、用地買収が難航したため新空港を選択した事例が多数ある。
  • 一般空港の整備指針を満たしていないので、事業採択されない可能性がある。
  • 運航便数が増加すると、空港内部の運用が複雑になることから、安全性が低下する。
  • 安全性の問題が大きい。本当に飛行機が1回でも落ちたらどうするのか。
  • 増設されれば、バスでの飛行機への乗降も増えるであろうし、危険も今より減ることはない。そういうことに耐えるのであれば増設でも良いということになる。
  • 地主から借り上げた土地を又貸しし、収入が上がっている。それと移転補償費は、大部分が土地購入代に回っており国の財産(国有地)として残っている。
  • 意見広告(西日本新聞10/29朝刊)の環境対策費の92億円というのは間違いである。これは、最も多かった時期の費用。年々、土地を購入してきており、そのうち、環境対策費も不要になる。
  • 環境対策費が問題というなら、受益者負担ということで航空利用者からその費用を徴収すればよい。

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○新空港案について

  • 国家的、国際的視野で、安心、安全、環境に配慮した新空港が必要。
  • 近年の需要は低下傾向。このような状況で新しい空港を造るというのはおかしい。
  • 現空港は、騒音が酷く危険。利便性が大きく損なわれない場所に、安価につくり、跡地利用もきちんとするべき。
  • これだけの利用がある空港であれば、民間の投資が期待できる。PFIで民間資金を活用してつくればよい。
  • グローバル化の時代、24時間空港は必要。
  • 八尾空港で市道に飛行機が不時着した。長崎空港で墜落があったが、これは海だからまだ良かった。だからこそ、海上空港が必要。
  • 都心部の高さ規制が無くなれば、公開空地が増えてまちの緑化が進む。空港跡地も公園にするなど緑化が期待できる。
  • 芦屋飛行場との空域問題があり、海の中道沖に空港を造るべき。アイランドシティとの連携もでき経済発展も期待できる。
  • 長期的な視野で、鳥栖や久留米の陸上に大空港を造るべき。
  • 新空港は成田・関空のように4千m級の滑走路を造るべき。
  • 滑走路処理容量が増せば、逼迫した時間帯がなくなるので、今の空港よりも利用者が減ることはない。仮に減ったとしても、鉄道、バス、航空機利用の総量が増えるのであれば、福岡都市圏にとってはプラス。
  • 交通アクセスについては、直通電車を走らせるなど改善できる。
  • 高さ制限がなくなると、どんどん建物が高くなっていく。そうなると、道路や鉄道を含め、都市のインフラを大きく見直す必要が出てくる。
  • 海上空港は、北風と塩害の影響が大きい。せっかく造っても航空会社が利用しない空港となり、全く無駄なものになる可能性がある。
  • 海上空港は風の影響で欠航しやすい。新潟空港は佐渡島があって、風の影響が少ないといわれているが、それでも遅れがでやすい。
  • 風の観測地が候補地から遠いのではないか。
  • 都心部の高さ制限がなくなると温暖化が進み、ゲリラ豪雨など問題が出てくる。
  • 現在より遠くなり、他の交通機関に旅客が流出する。そう考えると、莫大な建設費をかけてまでつくる必要があるのか疑問。
  • 関西、中部は、地方の客を取り込んで海外へ飛ばすことを考えているが、そこが沈んでいる現状を見ると、福岡に国際空港が必要なのかと思う。
  • 新空港を造るための費用で9200億円に入っていない費用を示すべき。
  • 現空港が危険というなら移転した後の周辺地域も危険。
  • 新空港になればこれまで以上の時間的ロスが出る。例えばアジアからのたくさんのお客さんの時間的ロス、燃料費、人件費などを検討すべき。
  • 跡地の活用方法について時間をかけて検討した上で、市民に問うべき。
  • 費用負担がどうなるのかを説明すべき。市民一人当たりいくら負担をするのか示すべき。
  • 代表案より安価で、アクセス利便性も現状と変わらない候補地がある。

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○現空港の有効活用や近隣空港との連携について

  • 今後アジアとの交流が盛んになると思うが、福岡だけで受け止めることはない。新北九州空港や佐賀空港を利用して対応すべき。
  • 福岡空港は九州の空港。九州全体の視点で考えるべき。新北九州空港や佐賀空港に福岡空港と同じ機能を持たせれば、リダンダンシーも備えた利用ができる。
  • 需給逼迫の問題は、近隣空港を利用することにより解決できる。新北九州空港、佐賀空港を同一の空港として位置づけ対応すればよい。
  • リニアモーターカーを活用すれば、佐賀空港まで10分で行ける。
  • 国際航空貨物のうち、九州で生産され輸出されているものが年間約9万トン。輸入の貨物量は約6万トン。その内、福岡空港で扱われているものは、2007年度で輸出入ともに約3万トン。したがって6万トンしかとれていない。貨物に関しては、新北九州空港と佐賀空港をもう少し整備すれば、実際に持ってこられる需要はある。
  • 拡張、新設とも不要。今の能力の範囲で運用すべき。地球環境問題への対応が急務の中、拡張、新空港は、この流れに逆行する。
  • 経済よりも環境問題を重視すべき。地球温暖化が進んでいるなか、福岡県は全国有数の二酸化炭素排出県であり、これを削減する必要がある。飛行機は新幹線の10倍の二酸化炭素を排出する。
  • 経済の活性化というが、永遠に成長することはありえない。エネルギーからいっても、CO2の問題からいっても、エネルギーの消費をこれ以上拡大してはいけないと教えられており、それを前提に考えないといけない。
  • 現状で何がいけないのか。限界であれば、利用者が賢く利用すればよい。
  • 現行の空港でどこまでやれるかということを検討すべき。たくさん乗っているところの料金を高くし、乗っていないところを安くするとか、利用時間を延ばすなど。
  • 税金は緊急の問題にこそ充当すべきである。空港は喫緊の問題ではない。また、借金を早く返済していかなくてはならない。空港問題は、借金してまで対応するものではない。
  • 日本国内には既に97の空港があるが、羽田の4本目の滑走路の建設をもって大型の投資はもうやるべきではない。
  • これまで福岡空港にいくら投資されているのか。投資されたものの中で償却されないものが残った場合、誰がどう負担するのか。

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○需要予測について

  • 需要予測について、2001年の14.3万回をピークに、近年は需要が減っている。右肩上がりの需要増はありえない。
  • 最近需要が伸びていないというが、容量限界に来ているため、頭打ちになっているということではないか。
  • 世界経済の動向を前提にしていない。世界経済が落ち込む中、日本経済も進展しない。GDPが伸びると需要が伸びるという考えは改めるべき。
  • 需要は伸びずむしろ減っていく。発着回数が増えているのは、機材の小型化によるものであり、需要は増えていない。
  • 少子化により労働力人口が減り、経済も縮小傾向、さらには石油枯渇もあり、このような視点が需要予測に反映されていない。
  • 予測もつかないことが起こったとき、それをどう考えるのか、さらに検討すべき。
  • 将来、今の子供たちが海外の人とどう付き合っていくのか。少子化で空港利用が減るというが、アジアとの交流が活発になり、空港利用は増えるということも有りうる。

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○PI について

  • PIの催しは、できれば休日にやるべき。より多くの方が参加できる。
  • 合意と納得の調達ということを忘れないでほしい。万人が「これだ」と思うことは難しいが、より多くの方が合意と納得をできるような方法をきちんと考えるべき。
  • ステップ4で知事が結論を出すというのはあまりにも性急。もっと議論をすべき。将来に禍根を残さないような進め方をしていただきたい。
  • 空港は日本の資産であるという視点が抜けている。福岡以外の方の意見はどうなのか。日本全体の社会資本整備として議論しても良い。空港をつくる財源は空港整備特別会計であることからも、議論の幅を全国に広げるべき。

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○その他

  • 空港周辺地域のまちづくりを考えていただきたい。競技場ができているが、あの辺りは交通が不便な地域であり、過疎化が進んできている。
  • 空港は交易の手段にすぎない。その手段がどのように人々に恩恵を与えるかということを考えないといけない。今、福岡市は、多くが第三次産業である。交易の基本となる第一次産業が衰退しつつあり、まちづくりを考える際には、その辺を考えないといけない。
  • ローカルなまちづくりと九州全体のまちづくりが矛盾してはいけない。福岡市が借金ばかりして経済成長路線をとると沈没する。
  • 結論がでるまで時間がかかると思うが、それまでの間、また、その後の完成した形ができ上がるまでの間、今の空港は使われるし、その間の改修も必要ということを認識すべき。
  • 仮に増設案で行くとして、その先、また逼迫したらどうするのか。空港というのは、実現するまで何十年もかかる。その辺まで考えておく必要がある。
  • 福岡空港の位置づけを明確にすべき。

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[国土交通省九州地方整備局(空港PT室)]
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