令和4年11月8日、下関市立王喜小学校の児童（５年生34名）を対象に、港の見学会を行いました。

今回は人数が多かったので、当整備局の関門航路事務所の協力も得ながら、２部体制の４班に分け、海上見学と講義を行いました。

海上見学では事務所前のポンツーン（浮桟橋）から港湾業務艇「あみかぜ」と用船「ハックルベリー」に乗船し、関門海峡沿いの下関港と門司港の様子や整備された海岸保全施設などを見学しました。

会議室では、地図や写真などのスライドを使って下関港の地区ごとの役割や関門航路の特徴、港の施設について学習したり、港にまつわるクイズを行ったり、関門航路事務所所属の浚渫船「海翔丸」の説明を行いました。

児童のみなさんの目を輝かせて景色をみつめる姿や、クイズや質問で元気に発言している姿が印象的でした。

最後の質問タイムでは、船の値段など説明者が予想だにしなかった質問もあり、即答できなかったことのが悔やまれます。

後日王喜小学校の児童からお手紙を頂きました。お手紙には、「初めて船に乗って楽しかった」「船じゃないと見えない景色が見えてとても楽しかった」「説明の中にお父さんが仕事をしている浚渫船があった。お父さんはものすごく素敵な仕事をしていると思った」など、見学会で学んだこと、感じたことがたくさん書いてあり、とてもうれしかったです。

当事務所では、このような港の見学会や出前講座の受付を随時行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。