■ | 交通事業者等
- 開催場所 アクロス福岡 607会議室
- 開催日時 平成17年9月7日(水)14:00〜16:00
- 参加人数 16団体、19名
 会場の状況 |
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当日、16団体、19名の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について、スクリーンに写した映像を用いて連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関するご質問や以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
- 需要予測では、新北九州空港の開港など、影響を与えるファクターとしてどのようなものを加えるのかを示してほしい。
- 機材の小型化により就航便数が増加することが見込まれるが、現空港の容量で対応できるのか。
- ターミナルビルの前面道路の違法駐車については、対策を検討すべきではないか。
- 現空港の安全面の問題について検討すべきではないか。
- 観光において、空港の利便性の高さは、強いセールスポイントになることを考慮に入れてほしい。
- 国際線ターミナルビルのアクセス利便性、国内線ターミナルビル内の移動利便性の向上について対策を検討する必要があるのではないか。
その他に、就航便の内訳や空港の運用時間に関するご質問をいただきました。
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■ | 航空関係事業者
- 開催場所 空港ターミナルビル 待合室D,E
- 開催日時 平成17年9月8日(木)10:00〜12:00
- 参加人数 9団体、15名
 会場の状況 |
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当日、9団体、15名の航空関係事業者の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関する以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
- 現在のターミナル施設における課題解消のための方策を検討する必要があるのではないか。
その他に、発着便の内訳や現空港の有効活用方策などに関するご質問をいただきました。
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■ | 空港関連事業者
- 開催場所 空港ターミナルビル 待合室D,E
- 開催日時 平成17年9月8日(木)14:00〜16:00
- 参加人数 15団体、23名
 会場の状況 |
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当日、15団体、23名の空港関連事業者の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関する以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
- 需要予測では、新幹線と競合する中距離路線における見通しがポイントになるのではないか。
- 福岡空港の活性化のために、貨物専用機の誘致を検討しても良いのではないか。
- 航空会社の動向を見通し、需要予測に取り組む必要があるのではないか。
その他に、現空港の有効活用方策やPIの進め方などに関するご質問をいただきました。
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■ | 利用企業等 開催日時、開催場所および参加人数
開催日時 | 開催場所 | 参加人数 |
平成17年9月9日(金)10:00〜12:00 | あいれふ10階講堂 | 8団体、10名 |
平成17年9月12日(月)10:00〜12:00 | 天神ビル9号会議室 | 9団体、11名 |
平成17年9月12日(月)14:00〜16:00 | 天神ビル9号会議室 | 12団体、15名 |
平成17年9月13日(火)14:00〜16:00 | あいれふ10階講堂 | 8団体、11名 |
 会場の状況
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空港利用企業の方との懇談会は四回開催され、合計で37団体、47名の空港利用企業の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関する以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
- 情報提供のあり方として、対応策については費用対効果や市民のコスト負担などの経済的尺度で比較して説明していただくほうが分かりやすい。また、少子高齢化など社会環境の変化も考慮した分析をすべきである。
- まずは空港の将来像に関するマスタープランを作り、フィージビリティ調査をすべき。それに対して現空港はどう評価されるのかという視点で進めていかなくてはならないのではないか。現在のように空港の現状だけ提示されても、限られた意見しか出ない。
- 空港はネットワークで考える必要があるので、単に福岡空港だけの利用について意見を求められても良く分からない。佐賀、北九州空港も含めて三空港のPIレポートを作成し、連携の具体策や北部九州の空港の将来像を検討すべきではないか。
- 新空港を建設する場合は、騒音や地代などの経費がかからない空港にすべきである。
- 現空港の利便性は非常によく、仮に新空港を建設するにしても、交通アクセスは考慮されなければならない。
- 将来の限界解消のために、対応策を考えると書かれているが、その限界が来るのが何年後かで取るべき対応策は変わってくるのではないか。PIを実施している間にも実際に逼迫した状況は出てきており、それに対しては早急に何か手を打つ必要があるのではないか。
- PIのステップのスケジュール、出した意見がどう活用されるかを明記すべき。将来的ビジョンに関する検討過程から、PIのプロセスを通じて市民に情報提供するやり方は良いと思う。
その他に、現空港の課題(安全性、建物の高さ制限など)や福岡空港の将来像に関するご質問をいただきました。
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平成17年9月9日(金)10:00〜12:00 あいれふ10階講堂
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)
(PI有識者委員会委員からの助言)
- 会の冒頭に、会議(懇談会)の目的や役割をきっちりと説明したほうがよい。また、その会の出席者がどのような立場で呼ばれているのか、どのような人の懇談会であるのかを説明した方がよい。
- 会の運営方法で、質問と感想を分けて聞いた方がよい。「…の問題について意見はありませんか」とか「…の問題についての感想はありませんか」とか具体的に聞いた方が意見が出やすいのではないか。「何かありませんか」という漠然とした訊き方では、意見の出方がバラバラになり、出席者相互の議論が深まらない。
- スライドの内容に、もっと動画を活用した方がよりわかりやすくなる。静止画像より動画の方が、聞く側からすると理解が深まりやすい。今回の懇談会の説明においては、8月18日の説明会の際にはなかった、空港における飛行機の走行を示す動画が加わっていたが、その部分はわかりやすくなった。
(上記助言を受けての対応)
- 参加者募集の際、また、会議の冒頭において、目的や参加者の方々の役割について説明しておりますが、次回ステップ以降では、十分ご理解頂けるよう留意いたします。
- 助言の主旨を踏まえ、次回ステップ以降では留意いたします。
- 次回ステップ以降では、さらに検討して参ります。
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平成17年9月12日(月)10:00〜12:00 天神ビル9号会議室
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)
(PI有識者委員会委員からの助言)
- 質問が10以上出た。「現空港の機能向上」「周辺サービスの向上」についての質問が多かったので、もう少し現状の問題点を空港だけに限らず、周辺サービスがどのように変化しているのか、今後どのようになるのかなど、空港整備の付加的な要素についてもさらに説明することが望まれる。
- やはり「現空港での問題」(現状維持を行うと出てくる問題)の認識が調査側の認識とかなりずれている。この「現状維持を行うと出てくる問題」についてさらに詳しく説明する必要がある。
- 「空港が混んでいる」点をビデオを使って説明しているが、前回も少し感じたが、どうも今ひとつ実感がわかない。おそらくアングルの問題であろうが、「混んでいていろいろと不便である」ことを伝えるのであれば、もう少し工夫した方がよい。特に実業の方々からすると混んでいることによる不利益は相当大きいはずであり、そのあたりを理解していただくことは重要である。
(上記助言を受けての対応)
- 説明の内容については、PIレポートを踏まえ、検討して参ります。
- ステップ2以降で更に工夫して参ります。
- 説明の資料や画像については更に検討して参ります。
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■ | 空港周辺住民等 開催日時、開催場所および参加人数
開催日時 | 開催場所 | 参加人数 |
平成17年9月14日(水)14:00〜16:00 | 地元集会所 | 20名 |
平成17年9月16日(金)19:30〜21:30 | 地元集会所 | 28名 |
平成17年9月17日(土)10:00〜12:00 | 地元集会所 | 25名 |
平成17年9月20日(火)10:00〜12:00 | 空港ビル待合室D,E | 15名 |
周辺住民の方との懇談会は四回開催され、合計で、88名の周辺住民の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関する以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
- 現空港における騒音の実態とそれに伴う周辺地域の過疎化についても調査する必要があるのではないか。
- 仮に現空港を移転した場合、現空港の跡地利用について検討する必要があるのではないか。
- 周辺住民にとって、騒音は現状が限界であり、これ以上の増便は耐え難い。
- 詳細版P.81の周辺地域への影響について書かれている部分だが、空港の影響がない場所との比較がないため、知らない人が見たら「この程度なのか」と思われてしまう恐れがある。空港の影響がない場所との比較で、空港がある影響を分かりやすく表現すべきである。
- 福岡空港の問題点に関する記述が目立つが、評価できる点にもっと触れても良いのではないか。
- 空港の容量は、航空機の小型化、就航便の搭乗率、新北九州空港との連携など航空機の輸送力に大きく依存していることから、その限界を離発着回数で計るのが適切と言えないのではないか。
- 需要予測は、九州新幹線の開通の影響などを考慮し、路線ごとに検討すべきではないか。
- 着陸回数のうち、自衛隊、米軍、海上保安庁等の航空機によるものがどの程度を占めているのか、その内訳を示して欲しい。
- 今の福岡空港ができた経緯についても情報を提供すべきではないか。
- 現空港における発着回数の多さは、一本の滑走路を有効活用していることを意味するが、世界には現空港以上に有効活用されている空港があるのではないか。
その他に、PIの進め方に関するご質問をいただきました。
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平成17年9月16日(金)19:30〜21:30 地元集会所
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)
(PI有識者委員会委員からの助言)
- 地域住民という利害関係者の立場から、簡易パンフレットに記載された環境対策費の公開に対し、表現が誤解を招くという趣旨の意見が出ていた。詳細資料との対比の説明が事務局からあったが、その場での説明では理解しにくいと思う。
- アンケートやこの懇談会の参加者の意見が、どのように反映されるのか、形式的にこのような会合が設定されているだけでないか等の意見がかなりあり、各ステップでのPI活動で得られた意見に対する対応は具体的に行う必要性を強く感じた。
- 参加者が具体的な利害関係者であることから、意見と質問が混在しがちであり、司会者が各質問毎に発言のポイントを整理してから回答することが必要である。
- 参加者概要があらかじめ予測される懇談会では、事前に資料を配付しておく配慮がスムーズな進行のためにも良いと考える。
(上記助言を受けての対応)
- 今後、PIレポートの作成について、十分に検討して参ります。
- いただいたご意見については、とりまとめ、「寄せられたご意見とそれに対する考え方」という形で公表することとしております。
- 助言の主旨を踏まえて、会議の進行について留意いたします。
- ステップ2以降、配慮していきたいと考えます。
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平成17年9月17日(土)10:00〜12:00 地元集会所
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)
(PI有識者委員会委員からの助言)
- 参加者側より、PIの実施に関して出された以下のような意見については、今後考慮すべきと思われる。
- 雁ノ巣云々という市長の一連の発言は、PIの実施において誤解を与える可能性がある。
- 今回のPIレポートは福岡空港のよい面よりも問題となる面を強調するなど、レポート自体が偏っている印象を与える。
- 環境対策費、用地賃借料の費用側だけが記載されているが、収支で説明すべき。
- PIレポート記載事項に関する質問については、的確に答えることが必要である。答えられない点については、その後の対応を明確に伝える。
- 懇談会であるのに交渉の場に近い意見が出されていたが、懇談会の趣旨を明確にし、PIとして意義ある意見は取りまとめて公表することを明確に伝えて、進行を図るようにする。
- PIにそぐわないような意見、主張は制止することも必要である。
(上記助言を受けての対応)
- 今後、PIレポート等の検討や説明に際して留意いたします。
- ご指摘については、今後留意いたします。
3、4
どのようなご意見もPIを実施する中で貴重なご意見であると考えております。また、議事進行については、円滑な進行に留意いたします。
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■ | 市民団体
- 開催場所 アクロス福岡 606会議室
- 開催日時 平成17年9月10日(土)14:00〜16:00
- 参加人数 11団体、21名
 会場の状況 |
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当日、11団体、21名の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について、スクリーンに写した映像を用いて連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関するご質問や以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
- 新北九州空港の開港は福岡空港の需要に影響を与えると推測されることから、その需要予測の情報を今後提供してもらいたい。
- 利用者の視点に立った指標の一つとして、空港まで短時間で行けることを加えてはどうか。
- 空港立地による市街地の建築物の高さ制限が、良好な環境の確保に貢献していることを評価して良いのではないか。
- 空港の将来像の検討では、地球環境への影響、石油資源の見通しを考慮する必要があるのではないか。
- 空港運用によるソフト対策を講じることで、空港能力を向上させることができるのではないか。
- 福岡市が東アジアの主要都市と発展していくためには、新しい空港が必要である。
- 今後の方策は、現空港の近隣住民が抱く航空機事故への不安に配慮し、検討してもらいたい。
- 需要予測では、「ハブ空港として整備」、「近隣空港と連携」などのケースを想定し、予測すると良いのではないか。
その他に、PIの進め方に関するご意見をいただきました。
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(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)
(PI有識者委員会委員からの助言)
- 今後のステップにおいては懇談会参加者の輪を広げる努力が必要であろう。そのためにも、懇談会における議論、雰囲気、参加者の広がり、いただいた意見の総合的調査への反映結果等についての積極的な広報が重要であろう。
(上記助言を受けての対応)
- ステップ1の各催しについては、実施後、その概要をホームページにおいて公開することとしており、その中で当該催しの際にいただいた「主なご意見」もお示しすることとしています。
また、ご意見の取扱いについても、参加者募集の際に説明しているところです。
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■ | 空港周辺自治体
- 開催場所 あいれふ(10階講堂)
- 開催日時 平成17年9月9日(金)14:00〜16:00
- 参加人数 11団体、14名
 会場の状況 |
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当日、11団体、14名の方にご参加いただきました。懇談会では、PIレポートの内容について、スクリーンに写した映像を用いて連絡調整会議から説明を行った後に、質疑応答が行われました。質疑応答の際には、ご参加のみなさまから、PIレポートに関するご質問や以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
- これまでの都市計画や開発は空港を前提に検討しているため、仮に移転した場合、これらは大きな影響を受ける可能性がある。
- 航空機騒音や交通混雑等の問題はあるが、空港の近さや空港を中心とした交通網整備による利便性などを評価する住民も多くいる。
- 空港周辺の住民にとって騒音問題は耐え難い問題であることについて、市民や周辺自治体の理解を促すことが必要ではないか。
- 現空港の能力は、安全運用のための余裕はあるが、増便に対応できるほどの余裕は無いのではないか。
- 新空港の整備費を考慮すると、まず、新北九州空港との連携を検討した方が良いのではないか。
- 能力の向上を求めず、現状のままで運用するという選択肢があっても良いのではないか。
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