各地域の市民講座など各種の集まりにおいて、要望に応じて行われた出前説明会は、県内合計25回開催、1,178名(12月20日現在)の方にご参加いただきました。
参加者の方々には、当日の説明に用いた資料と共に、他のPI活動を紹介したチラシなどPI活動に関する関係資料等を配布、PIレポートの内容を説明したのち、各回に参加されたみなさまから、以下のようなご意見をいただきました。
(主なご意見)
- 新空港より増設したほうがいいのではないか。便利な空港なので現在の位置で考えてほしい。
- 需要予測の示す過密となるのか。少子化で人口も減るのに1兆円で新しい空港をつくるべきかどうか疑問。
- コストに見合うだけの効果はあるのか。ステップ4では、コストと効果について示してもらいたい。
- 増設した場合、利便性は保たれるが騒音問題が残り、借地料等として170億円の負担が発生。24時間使える新空港がいいと思うが、利便性の問題が出てくる。
- 世界一便利な空港である反面、世界一危険な空港でもある。経済状況に関係なく移転、新空港を造ってほしい。
- 毎日上空を飛行機が飛んでおり、落ちたら最後。テレビもよく見えず、震動もある。移転してほしい。
- 新空港の場合、現空港の跡地利用についてはどう考えているのか。
- 将来を考えれば、新空港が必要。ただ、10〜15年先まで福岡空港で対応できないのであれば、新北九州空港で対応するしかない。
- 海域に新設する空港を国際線専用とし、現空港は国内線専用として残してはどうか。
- 福岡とソウルや上海、台湾がシャトル便で結ばれる時代になると思う。50、100年先まで視野に入れ、小型化、多頻度化の傾向も考慮しつつ検討してほしい。
その他に、空港の安全性について、将来を見据えた計画の必要性について、航空路線の合理化と効率的な運用方策について等、多岐にわたるご意見やご質問等をいただきました。