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PI活動の実施結果
福岡市内
  • 日時 2007年11月5日(月) 13:00-16:00
  • 会場 アクロス福岡 7階(大会議室)
  • 内容 第1部(意見発表) | 第2部(意見交換)
意見発表の様子
意見交換の様子
一般参加者からの質問の様子
発表者のパネル展示
第1部 意見発表 発表順
No 氏名
(敬称略)
タイトル
(タイトル名をクリックすると、意見発表の概要がご覧いただけます)
1 三宅真仁 日本一の良か空港ば残さんですか
2 豆塚慶治朗 21世紀の空港にふさわしい、省エネ、省資源の近未来都市空港のモデルとなる様、土木、建築、ITなどハイテク技術を結集する
3 山下豊治 海上空港を否定する
4 椎場 福岡空港 将来需要への対応方策の検討
5 陣内正人 新福岡空港は博多湾能古島東海上で
6 C&C21研究会 福岡市のグランドデザインを空港の観点から考える
7 糸島半島新空港誘致推進協議会 糸島半島新空港計画
8 義重 私が新福岡空港(拡充)を要らないと思う理由
9 忠孝 現空港で充分
10 直樹 飛行機の腹を見たいですか?轟音とともに
11 矢住勝大 福岡空港をアジアのハブ空港へ

第2部 意見交換にご参加いただいた有識者
視点 有識者
空港・航空計画 高田和幸 (東京電機大学准教授)
運航・運用 山下善三 (民間航空会社OB)
地域・市民 中川 (西日本新聞社経営企画委員会副委員長)

意見発表会へは一般の方136名にもご参加いただきました。
第1部は、11名の発表者から各々が思う福岡空港の将来のあり方について研究成果が発表されました。
続く第2部は、要所で有識者からコメントをいただきながら発表者同士の意見交換の他、一般参加者から発表者へ意見が出されました。

(意見交換の主な発言)

  • 空港は周辺住民に大きな犠牲を与えてきたことは間違いないが、空港が移転しても、移転先周辺の住民は被害と恐怖と騒音に悩まされ、移転は危険の移転になると思う。
  • 飛行機は安全な乗り物であり、空港は大切な場所だと思うが、周辺に市街地がこれだけ張りついているという状況が一番大きな問題なのではないかと思う。
  • 福岡市の発展は空港によるところもあるが、街の発展を阻害する場合もあり、良い面と悪い面と両極端の面を持っていることを言いたい。
  • 財政問題、経済性資源の枯渇の問題などがある中で、本当に県民、国民の利便を支え、経済成長を支える、インフラとして空港が必要なのかどうなのかを考える必要がある。
  • 現空港の赤字運営について、そもそも利益を出す必要があるのかどうか。公共交通機関としては非常に重要な機能であるから、コストはかかるものだと思う。
  • 将来、ハブ空港として発展し、24時間営業できるような空港をつくろうと思ったら、時間制限がある、今の空港では不可能だと思う。
  • 空港の移転により街が壊されていくのではないかという意見があったが、逆に移転すれば350ヘクタールある土地が有効活用されていくのではないか。
その他、一般参加者から発表者に対して、次のような意見が出されました。

(会場の一般参加者からいただいた意見)

  • 危険性については飛行機に比べ自動車の方が圧倒的に多く、余り危険だと言うのは、やたらと市民をおどかすだけのことにしかならない。
  • 九州新幹線全線開通により九州内の空港から福岡空港への便が消えるのではないかと思われる。
  • 福岡の将来のことを考えた場合、ハブ空港がないなどというのは、恥だと思う。
会の最後に、有識者の先生方から次の意見をいただきました。

(有識者の先生からいただいた主な意見)

  • 個人的な見解であるが、PIを評価している。行政主導でプロジェクトを進めるのではなく、住民を巻き込むことは非常に良い。特に、多様な意見が出た点は評価できる。
  • 空港建設は非常に時間が掛かるので、もし新空港建設を行うならばスピードアップが必要。20年前と比較すると東アジアは劇的に変化している。福岡の地理的な優位性を考慮すると、成長の可能性を秘めている点には理解が必要。
  • 福岡のみでなく、九州全体を引っ張っていくという視点からも空港を考えるべき。
  • 航空会社は与えられた条件の中で最大の努力をしているが、飛行機は天候に左右されるので、欠航のない空港というのが良い空港の条件になる。
(福岡空港調査PI有識者委員会委員視察と助言及び対応について)

(PI有識者委員会委員からの助言)

  1. 主催者あいさつか進行説明のなかで、11人の意見発表者をどんな基準で選んだのか、その経緯を説明した方がよかった。
  2. 第2部の意見交換はもう少し時間をとって討論をさせた方がよい。
視察の概要(PDF:17KB)
(上記助言を受けての対応)
  1. 今後、この様な催しを開催する場合は、経緯を含め丁寧な説明を心がけたいと考えております。
  2. 会場からは今後もこうした機会を増やして欲しいとの要望があがるなど好評であり、主催するにあたっての目的であった空港問題に対する市民の関心を高め、市民相互間の交流促進のきっかけづくりについては一定の成果があったと考えております。ただ、初めての試みということもあり、時間配分についての助言につきましては、今後の参考にしたいと考えております。

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