宮崎のみなと・空港


宮崎県の港湾概要

 宮崎県は、九州南東部に位置し、北緯32°50分、東経130°42分~131°53分の間に位置し、総面積は7,736km2で全国14位(2%)の広さです。北と西は大分・熊本両県、南西は鹿児島県に接しています。山地が北部・西部・南部を占めていて中部海岸に広い宮崎平野があり、東方の海に向かって県域全体が開いたかっこうになっています。

 県央に単調な海岸線をもつ宮崎県では、古くから天然の入り江を利用して、県北・県南を中心に港湾が発達してきましが、県央地域でも物流機能や海洋性レクリェーション需要の高まりに対応して宮崎港を整備するなど、それぞれの港において背後圏域の要請に対応した港湾整備が進められています。

 宮崎県の港湾は、背後に日向・延岡地区の新産業都市を控え工業港的な役割を果たし本県の外貿流通拠点港湾の機能を拡充しつつある「細島港」、県全体の港湾取扱貨物量の約57%を取扱うなど県一の規模を誇り南九州の物流拠点港としての役割を果たしている「宮崎港」、県南地域の産業を支える物流拠点港としての役割を果たしている「油津港」の3つの重要港湾と12の地方港湾、1つの56条港湾の併せて16の港湾から構成されていて、直接太平洋に面し首都圏への海上距離が短いことなどの特性を活かし、港勢を伸ばしてきました。