国土交通省 九州地方整備局 宮崎港湾空港事務所
 
 
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宮崎空港のあゆみ


宮崎空港は、昭和18年、旧日本海軍によって建設され、本土防衛の飛行基地として使用されました。終戦後、連合軍によって接収されましたが昭和25年6月、連合軍総司令官により民間航空の許可指令がなされ、昭和26年3月15日「宮崎民間空港誘致期成同盟」が結成され、積極的な誘致運動が展開されました。

昭和29年10月、全国唯一の国立航空大学校の訓練飛行場としてスタートし、同年11月、現在の全日空の前身である極東航空(株)によって大阪〜宮崎間の1往復の定期航空路が開設されました。
昭和31年8月20日公共用飛行場として告示され、昭和36年に第2種空港に指定されました。
また、昭和41年3月、1,500mだった滑走路が1,800mに延長され、当時の地方空港では初めての小型ジェット機(ボーイング727-100型機)が就航し、さらに昭和42年にはレーダー運用を開始しました。
これらに伴って、昭和40年には18万人だった利用客も、昭和47年には100万人、昭和54年には200万人を突破しました。


宮崎空港の様子
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現在の宮崎空港を見る



便利で使いやすい空港の実現

運輸省では、昭和42年度から始まった第1次空港整備5ヶ年計画で、滑走路2,000mの延長を計画し、続く昭和46年度からの第2次空港整備5ヶ年計画では、さらに大型機の就航可能な滑走路2,500mへの延長が計画されました。同年、県に空港整備対策室が設置され、地元関係者との折衝が続けられました。昭和48年4月、宮崎港工事事務所が開設され、これに伴い宮崎空港の整備はそれまでの鹿児島港工事事務所から宮崎港工事事務所の所掌に移されました。昭和52年、当面の目途として、昭和54年の宮崎国体までに、滑走路1,800mを本格的な埋立を必要としない1,900mまで延長することとされ、昭和53年8月関係5漁業協同組合の合意を得て、昭和53年度に延長工事が行われ、翌年7月には中型ジェット機(ボーイング727-200改良型)が就航するに至りました。

昭和57年3月、関係5漁業協同組合との漁業補償が妥結し、昭和58年6月平成2年4月供用開始を目標に滑走路2,500m延長工事が開始されました。この工事では宮崎港建設で発生した土砂をそのまま利用するという資源を有効活用したプロジェクトが注目されました。目標どおり平成2年3月に完成し、滑走路の延長に伴って、ターミナルビル、エプロン、駐車場も一新され、同年4月より大型空港として供用が開始されました。

平成2年7月には繁忙期という条件付きで、ジャンボ機(B747-100型)も就航しました。
また、空港へのアクセス改善を目標とした鉄道の空港乗り入れ計画に基づき、平成6年に鉄道基盤整備を行い、平成8年7月に開業しました。

年々増加するチャーター便の円滑な受け入れと国際定期便の就航に対応するため、CIQ施設等を含む国際線専用施設を整備し、平成13年6月より宮崎とソウル間に国際定期便が就航しています。
また、平成15年には、高齢化社会への対応として九州の空港では初めて「身体障害者用駐車帯ルーフ」を設置し、空港ターミナルビルまでのバリアフリー化を行いました。
便利で使いやすい宮崎空港の実現に向けて、平成12年から運用時間が延長され、便数も増便されるなど利用者がいつでも各地へ旅立てる空港として益々利便性が高まる一方、海外の旅客を直接受け入れることのできるリゾート宮崎の空の玄関として、今後一層飛躍していくものと期待されています。


CIQとは・・・国境を越える交通及び物流において必要であるとされる      手続き

・税関(Cusutoms)
 関税及び内国消費税等の徴収、輸出入貨物の通関、密輸の取締り、保税地域の管理などを主たる目的・業務とする国の行政機関である。

・出入国管理(Immigration)
 国境や空港、港など、人が異なる国家間を出入りする場合に、当該国(政府)がその出入国を管理・情報を把握することをいう。物品の出入りについては手荷物検査などが出入国検査に付随して行われるが、貿易など物品の出入りのみを目的とする場合には「出入国」とは言わず「輸出入」というのが普通である。

・検疫(Quarantine)
 港湾や空港にて、海外から持ち込まれた、もしくは海外へ持ち出す動物、植物、食品などが病原体や有害物質に汚染されてないかどうか確認すること。

 

宮崎空港の概要



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