国土交通省 九州地方整備局 別府港湾・空港整備事務所

⼤分県の港湾概要

九州地図

 大分県は、瀬戸内海に面した九州の北東部に位置し、総延長758㎞の海岸線には20の港湾が点在しています。北部は周防灘、東部は伊予灘、南部は豊後水道に囲まれ、変化に富んだ海岸線を有していることから豊かな水産資源に恵まれており、これらの地形を生かした海運が古くから発達し、近年では東九州における人流・物流の拠点として大きな役割を果たしています。
 大分県には、国際観光温泉文化都市別府の海の玄関口である別府港、大分臨海工業地帯を中心とした大分港、セメントや石灰石の積出港である津久見港、県南地域の物流の拠点である佐伯港、県北地域における流通拠点港湾としての中津港の5つの重要港湾があります。また、国東半島の中心的役割を担う国東港、古くは南蛮貿易時代から栄えてきた臼杵港などの地方港湾があり、地域の発展に重要な役割を果たしています。
 一方、大分県内の空港には、全国初の海上空港として国東半島の東端に建設された大分空港があり、昭和46年10月から第2種空港として供用開始され、大分県の空の玄関口として重要な役割を果たしています。また豊後大野市(旧大野町)には、農産物の空輸や小型機の遊覧・訓練飛行などの多目的利用が期待される大分県央飛行場があり、平成9年8月から供用開始されています。

別府港
別府港
大分港
大分港
佐伯港
佐伯港
中津港
中津港
大分空港
大分空港
別府港海岸
別府港海岸
大分港海岸
大分港海岸