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海翔丸の性能
海翔丸は日本最大級の最新鋭浚渫兼油回収船です。海底の土砂をさらって、船の通る道である航路を整備する浚渫と、事故などで海に流れ出た油を取り除く油回収の2つの重要な仕事をします。平成12年11月に九州地方整備局関門航路事務所に配備されました。美しい海の環境と、航行する船の安全を守るとても重要な船なのです。
船体部
総トン数 | 4,659グロストン |
全長 | 103メートル |
幅 | 17.4メートル |
深さ | 7.2メートル |
計画満載喫水 | 5.7メートル |
最大速力 | 13.3ノット |
航行区域 | 近海区域(国際) |
機関部
主機関 | 2,648kVA×2台 |
補機関 | 400kVA×1台 |
非常用機関 | 70kW×1台 |
主発電機 | 2,400kVA×2台 |
補発電機 | 350kVA×2台 |
非常用発電機 | 55kVA×2台 |
推進器 | 360度旋回式 4翼固定ピッチ ノズル付プロペラ×2軸 |
浚渫装置部
浚渫方式 | アフトセンタードラグ式 |
浚渫ポンプ | 5,000立方メートル毎時間×2台 |
泥艙扉 | 底開き式×6枚 |
浚渫深度 | -7~-18メートル |
ジェットポンプ | 500立方メートル毎時間×2台 |
リサイクルポンプ | 2500立方メートル毎時間×2台 |
ドラグヘッド幅 | 6.5m |
泥艙容量 | 2,000立方メートル |
油回収装置部
油回収器 | 〔舷側設置式〕 シクロネ200型 500立方メートル毎時間×2台 油水吸引ポンプ 一軸ネジ式 250立方メートル毎時間×4台 〔投げ込み式〕 トランスレック200型、 |
回収油水槽容量 | 1,500立方メートル |