事務所の情報
事務所の概要
北九州市にある「北九州港湾・空港整備事務所」は、北九州港と北九州空港の整備事業を行っています。
北九州港は、九州と本州とをつなぎ、古くから海・陸交通の要衝として重要な位置にあります。工業港、観光港としての顔以外にも、外貿コンテナ取扱量が全国で第9位(2021年)になるなど、西日本の核となる物流港としても発展してきました。
また、響灘地区は海洋再生可能エネルギー発電設備等の設置及び維持管理拠点形成区域に位置付けられ、沖合に洋上風力発電施設を設置するため、風車等の部材の搬入・搬出用の岸壁等、事前組み立てヤードからなる基地整備事業を行っています。
北九州空港は整備事業を行うとともに、関門航路、北九州港、苅田港で発生する浚渫土砂受入を目的とした土砂処分場(Ⅱ期)の整備を行っています。
これらの事業を早期に完了することにより、北部九州のさらなる発展を目指します。
所掌業務
- 港湾の整備、利用、保全及び管理に関すること。
- 航路の整備、保全及び管理に関すること。
- 国が行う海洋の汚染の防除に関する業務に関すること。
- 港湾に係る海岸の整備、利用、保全その他の管理に関すること。
- 海洋汚染等及び海上災害の防止に関する法律の規定による油保管施設等の油濁防止緊急措置手引書等に関すること。
- 空港法第二条に規定する空港その他の飛行場に関する国の直轄の土木施設の整備及び災害復旧に関すること。
各事務所紹介・交通アクセス
北九州港湾・空港整備事務所
事務所外観
〒801-0841 北九州市門司区西海岸1丁目4番40号
公共交通機関(JR):JR門司港駅下車 徒歩5分
お電話でのお問い合わせ
TEL:093-321-4631
空港北町出張所
〒800-0306 北九州市小倉南区空港北町6番
公共交通機関(バス):東横イン前下車 徒歩3分
お電話でのお問い合わせ
TEL:093-474-5203
組織図・沿⾰
組織図
沿⾰
年 | 年の沿革 | 事務所の沿革 | 備考 |
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明治43年 | 内務省 | 大阪土木出張所関門改良工事事務所設置 | |
明治44年 | 下関土木出張所と改称 | ||
大正8年 | 門司港修築工場設置 | ||
大正14年 | 門司港修築事務所と改称 | ||
昭和6年 | 同上廃止 | ||
昭和13年 | 門司港修築事務所設置 | ||
昭和15年 | 下関港、門司港、小倉港を統合し関門港とする | ||
昭和17年 | 関門海峡改良事務所及び門司港修築事務所を統合し、小倉港工事事務所と改称 | ||
昭和18年 | 運輸通信省 | 第四港湾建設部を創設 | |
昭和19年 | 第四港湾建設部門司港工事事務所を設置 | ||
昭和20年 | 運輸省 | 第四港湾建設部門司港工事事務所 | |
昭和24年 | 門司港開港宣言 | ||
昭和26年 | 門司港を特定重要港湾に指定 | ||
昭和27年 | 第四港湾建設局と改称 | ||
昭和39年 | 門司港、小倉港、洞海湾の三港合併し、北九州港と改称 | ||
昭和62年 | 第四港湾建設局北九州港工事事務所と改称 | ||
平成9年 | 第四港湾建設局北九州港湾空港工事事務所と改称 | ||
平成13年1月6日 | 国土交通省 | 九州地方整備局北九州港湾空港工事事務所と改称 | |
平成15年4月 | 九州地方整備局北九州港湾・空港整備事務所と改称 |
所属船舶
港湾業務艇「すいせい」
港湾業務艇とは、海上の工事現場を監督するときや、海上で測量をおこなうときに使われる船のことです。
「すいせい」には、水深確認のための音響測深機が、搭載されています。
船籍港 | 山口県下関市 | 航行区域 | 限定沿海 |
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総トン数 | 19トン | 動力種類 | ディーゼル |
最高速力 | 26.6ノット | 定員 | 12人 |
製造年月日 | 平成 8.3.15 | 製造 | (株)強力造船所 |
船体 | 船質 | 軽合金 |
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長さ | 15.9m | |
幅 | 4.1m | |
深さ | 2.1m | |
喫水 | 0.8m |