事業情報
北九州港(響灘東地区)国際物流ターミナル整備事業
事業概要
基地港湾とは、洋上風力発電設備の設置及び維持管理に利用するため、重厚長大な資機材を扱うことが可能な地耐力と広さを備えたふ頭を有し、港湾法において海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾として指定された港湾です。北九州港は、令和2年9月に基地港湾に指定されました。
北九州港湾・空港整備事務所では、令和2年度より国際物流ターミナル整備事業として基地港湾の整備を進めています。
基地港湾の事業箇所
工事の状況(令和3年10月現在)
基地港湾では、風車部材の搬入、タワー部分の組立て、設置を行う作業船(SEP船)に積込みます。 岸壁は、水深10m、延長180mとなっています。 背後のヤードは、重厚長大な風車部材の取扱いができるよう100~350kN/m2の地耐力を確保します。
基地港湾における部材搬入から洋上工事までの流れ
北九州港における洋上風力発電の動向
北九州市は、平成29年2月に北九州港響灘東・響灘西地区の沖合いの港湾区域内において洋上風力発電施設を設置・運営する事業者(優先交渉権者)に 「ひびきウインドエナジー(株)」を選定(改正港湾法に基づく全国初の実例)し、平成30年1月に北九州市と同社は基本協定を締結しました。
ひびきウインドエナジー(株)が設置する洋上風力発電は、9,500kW級風車を25基設置する計画であり、令和8年3月の運転開始を目指しています。
公募の対象区域
風車の規格及び配置イメージ
(風車規格9,500kW/基)
(風車規格9,500kW/基)
- 国土交通本省HP 洋上風力発電
※外部サイトへ移動します。 - 北九州市HP エネルギー産業拠点化推進課
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