国土交通省 九州地方整備局 北九州港湾・空港整備事務所

響灘東・響灘西地区

概要

 響灘東・響灘西地区は、広大な用地を持ち、地区内に整備された豊富な港湾インフラにより、原材料や製品の海上輸送に適した工業団地として、製造業を中心とした数多くの企業が立地しています。
響灘西埠頭では、コンテナ船の大型化に対応した大水深岸壁を有する高規格コンテナターミナルを整備し、平成17年度より供用を開始しています。このコンテナターミナルは、アジア各国へのコンテナ航路網が充実しており、貨物の大量蔵置が可能です。また、背後の広大・安価な産業用地には、企業立地や流通施設の建設が進んでおり、今後、更なる発展が見込まれています。
また、この地区では、基地港湾の整備も行っています。基地港湾とは、洋上風力発電設備の設置及び維持管理に利用するため、重厚長大な資機材を扱うことが可能な地耐力と広さを備えた埠頭を有し、港湾法において海洋再生可能エネルギー発電設備等拠点港湾として指定された港湾です。北九州港は、令和2年9月に基地港湾に指定されています。北九州港湾・空港整備事務所では、令和2年度より国際物流ターミナル整備事業として基地港湾の整備を進めています。
響灘南埠頭では、工業団地として最大の施設規模を有しており、循環資源の広域的な利用に対応するためのリサイクルポートが平成19年に供用を開始しています。