港辞典
港湾に関する用語事典です。
このページでは頭文字が「は~わ」の用語を紹介しています。
【は】
バース(birth) |
船舶が接岸、係留し、荷役などを行う所定の場所。船席ともいう。 |
ハイブリットケーソン |
鋼板と鉄筋コンクリートを合わせて造るケーソンのこと。 |
泊地(はくち) |
船が安全に停泊できる海域のこと。泊地には十分な深さ・広さ、そして波がないことが大切である。 |
パナマックス |
パナマ運河を航行できる最も大型の船のこと。5万トンから8万トン級の船がそれにあたる。panamaとmaximumの合成語。パナマ運河を航行できない大型船をオーバーパナマックスと言う。 |
バルク貨物 |
穀物・石炭などのように包装せずに積み込まれる貨物。バラ積み貨物ともいう。 |
ビット |
船を岸壁に停める時にロープを巻き付ける、フックのこと。係船柱とも言われる。 |
ピアー |
桟橋(さんばし)のこと。 |
被覆石(ひふくいし) |
波から護岸の基礎捨石を保護する為、護岸前面に載せる大きな雑石。海洋の生物環境にも良い。 |
被覆均し(ひふくならし) |
マウンド上に設置された堤体の保護及びマウンドを構成する捨石の移動流出等の散逸を防止する目的で、堅硬で十分な重量で被覆した石(被覆石)を敷きならして平らにすること。 |
フィーダー航路 |
コンテナ船はその輸送効率を高めるために、特定の主要港湾のみに寄港し、主要港湾以外で発生する貨物については、主要港湾で積替輪送を行っている。この場合の、主要港湾と寄港しない港湾との間の輸送を行う航路。 |
フーチング |
ケーソンが不安定にならないようにケーソンの底板横に付けた出っぱり。 |
複合一貫輸送(ふくごういっかんゆそう) |
物を運ぶ場合に、港から港へは船を使い、港から目的地へはトラックを使うといったふうに各輸送手段をうまく組み合わせた効率的な輸送のこと。海上から陸上へと輸送を切れ目なく行えるように、臨港道路やターミナルの整備を図っています。 |
浮標(ふひょう) |
海の標識、いわゆるブイ。暗礁(あんしょう)の所在や航路、錨地などを知らせる航路標識用と、船をつなぎとめる係船用が有る。 |
プレジャーボート |
ヨットやモータボートなどスポーツ・レクリエーションで使う船。 |
方塊(ほうかい)ブロック |
マウンド上に設置された堤体の基礎部が波で掘られないように守るための長方体のコンクリート製のかたまり。 |
防潮堤 |
海水が陸へ侵入するのを防ぐための堤防や護岸。 |
防波堤 |
港の外からの波を弱くして港をまもるための堤。その形で、傾斜堤(けいしゃてい)、直立堤(ちょくりつてい)、混成堤(こんせいてい)、その他に分類される。 |
【ま】
巻き波 |
波の峰が前方へ投げ出され、巻き込むように砕ける波。サーフィンなどに最適である。 |
マリーナ |
ヨットやモータボートなどのプレジャーボートの係船、保管などのサービスをする港のこと。 |
水先案内人(みずさきあんないにん) |
船が港や航路を航行する時、船長に代わり、船を安全に誘導すること。また、関門海峡など船の運転が非常に難しいところなどでも大活躍。 |
モーダルシフト |
トラック輸送は公害や交通渋滞などの問題ががあるので、これからの荷物の輸送を船や鉄道に切り換えること。 |
【や】
養浜(ようひん) |
養浜とは、波によって海岸の砂が削り取られたような海岸に再び人の手で砂を戻してやる行為をいう。 |
【ら】
乱積み |
捨て石やブロックなどを投げ込みのまま積み上げること。順序よく積むことは「整積み」という。 |
ライナー |
決まった航路に定期的に航行する船。定期船。 |
リアス式海岸 |
多数のおぼれ谷(おおむかしは地上だった谷が土地の沈下によって海中に没した地形)のある海岸。日本では三陸(さんりく)海岸が有名である。 |
離島港湾(りとうこうわん) |
離島のみなとの事。 |
【わ】