長崎のみなと・空港


福江港 
~西果ての浪漫~

概要

 福江港は、長崎市の西方約100kmにある五島列島福江島の東岸に位置し、旧五島藩の城下町に開かれた歴史ある港です。

現在では、長崎港や博多港、周辺離島との間にフェリーや高速船、RORO船などが就航しており、五島列島全体の島民の生活を支える結節点として重要な役割を担っています。

 また、大津地区では大規模地震時における緊急支援物資の輸送に対応する耐震強化岸壁が平成22年(2010年)に完成しており、非常時においても安心・安全な港としての機能も兼ね備えています。

 さらに、令和元年(2019年)12月に「再エネ海域利用法」に基づき、五島市沖が発電施設を優先的に整備できる促進区域に全国で初めて指定されました。令和3年(2021年)6月には洋上風力発電事業者が選定され、2050年のカーボンニュートラルの実現への貢献が期待されます。