長崎のみなと・空港


長崎港 
~1,000万ドルの夜景につつまれた港~

概要

 長崎港は、鎖国時代、日本で唯一の海外への玄関口として海外の産業・文化の受け入れに重要な役割を果たし、明治時代には上海航路をはじめとしてオーストラリア、フィリピン、北米方面等の連絡船が寄港する貿易港として発展してきた歴史ある港です。

 また、近代化日本を支えてきた基幹産業である造船業をはじめ、戦後の経済成長とともに貨物量が増加したため、小ヶ倉柳地区外貿ふ頭整備、深堀・香焼間の工業用地造成などを行い、工業港として成長を遂げてきました。

 近年では、長崎港は、国内有数のクルーズ船の寄港地となっており、平成29年(2017年)には過去最高の267隻のクルーズ船が寄港しております。また、昭和33年(1958年)のカロニア号の初寄港以来、60年間、継続してクルーズ船が寄港しており、寄港したクルーズ船は累計2,000隻を超え、その船種数は日本一となっております。

 令和3年(2021年)に開港450周年を迎え、今後も東アジアに近いという地理的優位性を活かし、東アジアとの海のゲートウェイとして物流や人流の発展が期待されます。