長崎のみなと・空港


蟐蛾ノ瀬戸航路 
~対馬への近道ルート~

概要

 蟐蛾ノ瀬戸航路は、壱岐島の南西、壱岐本島と大島との間に位置し、西岸は広範囲にわたって岩礁が散在し屈曲部に蟐蛾島が突出した延長2kmのS字形の狭水道です。博多方面より郷ノ浦港を経て対馬方面へ至る貨物船、旅客船、フェリーの主要航路になっています。

 大型化する航行船舶の安全を図るため、昭和49年(1974年)7月に「開発保全航路」に指定され、昭和63年(1987年)3月に蟐蛾島の半分を取り除く工事が完成しました。